PHPプログラミングするにあたって必要なものは
- 動作環境
- テキストエディタ
の2つです。
このうち動作環境についてはXAMPPがあれば事足ります。
XAMPPをインストールしてPHPプログラミングを始める準備をする
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あと必要になるのはテキストエディタになりますが色々ありすぎて迷うところです。
プログラミングを始めようというときは、そもそも何を選べばいいかわからないでしょう。
初心者の場合、エディタは二の次と考えます。
まずはif文がどんなものか、whileがどんなのかを知ることのほうが重要だからです。
ある程度プログラミングできるようになって初めて、どんなエディタが必要かわかってきます。
ですのでここではあまり多くは紹介せず、私が使ったことがあるフリーのエディタを3つだけピックアップしました。
エディタ3選
PHPで開発するのに適したメジャーなエディタを3つ紹介します。
Eclipseはエディタというにはより統合環境になってしまいますが・・・。
- サクラエディタ
- Eclipse(エクリプス)
- Atom(アトム)
サクラエディタ
昔からあるシンプルで軽快なエディタです。
ひとまずプログラミングを始める場合はこのエディタで充分といえます。
小規模なサイトやブログでの使用に向いています。
ちょっとしたメモにも使えるのでインストールしておいても邪魔になりません。
Eclipse(エクリプス)
私が本業で使用している非常に高機能な統合開発環境です。
単体では使いやすいとはいえませんが多くのプラグインが開発されており、これらを導入することでほかのソフトが必要なくなるほどになります。
PHP用のプラグインがひと通りまとめられていて、日本語化も施されているPleiades(プレアデス)というパッケージだと簡単にインストールできます。
機能が充実している分かなり重いので、メモリに余裕のあるパソコンでないと厳しいです。
メモリは最低8GBはあったほうがいいでしょう。
ちなみにPleiadesパッケージにはXamppも含まれていますので、本当にこれだけで事足りる感じになります。
Atom(アトム)
この3つの中では一番新しいエディタです。
Webプログラミングを目的に開発された非常に動作が軽いエディタです。
カスタマイズもしやすく自分なりにいじるのが好きな方には向いています。
開発を補助するプラグインも豊富ですが、自分でインストールして設定する必要もあるので3つの中では敷居が少し高いかもしれません。
一番最初のエディタではなく、プログラミングに慣れたら触ってみる、という感じがいいでしょう。
慣れれば一番使いやすいエディタかもしれません。
(私は一旦EclipseからAtomに移ったのですが慣れずにEclipseに戻りました)
テキストエディタの選び方
どれを選ぶかは個人の自由です、と言ったら身も蓋もないので私なりの基準を後述します。
こうしないといけないことはないので「ふ~ん」程度に思っていただいたらいいです。
初めてプログラミングをする方
プログラミング自体が初めての方はサクラエディタをおすすめします。
インストールが簡単なのとインストールしたらすぐ使える単純なテキストエディタだからです。
まずはプログラミングの入力に慣れていきましょう。
サクラエディタのページの「インストーラパッケージダウンロード」という場所からダウンロードできます。
プログラミングに少し慣れてきた方
プログラミングをひと通り触ることができるようになった方はもう一段機能性があるエディタを選びましょう。(サクラエディタでも全然大丈夫ですが)
プログラミングに便利な入力補助機能(オートコンプリート的な)が付いているものを選ぶのがよいです。
ここではEclipseかAtomになりますが結構好みが分かれるかもしれません。
Atomのほうが新しいので今後主流になる可能性はあります。
というか主流になっているのかも。
個人的にはEclipseのほうが機能的に使いやすいですが、Atomのほうが比較にならないくらい軽いです。Eclipseはめちゃ重い。
とりあえずどちらも使ってみるのが一番ですがやっぱり好みになるでしょう。(身も蓋もない)
2018年5月15日時点でEclipse 4.7 Oxygenというのが最新です。
ここのPHP版のDownloadリンクからダウンロードできます。
英語のページですがホームの目立つところにDownloadボタンがあります。
なんにせよ
まずはプログラミングに慣れましょう。
エディタに詳しくてもプログラミングできなければ意味ありませんしね。
エディタを知るのはそのあとでも全然遅くはありません。
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