私はいちおうプログラマやっとります。
プログラミングをやったことがない方はプログラミング言語に何を選んだらいいかわからないかもしれません。
プログラミング言語といってもWebメインなのかスマホアプリなのか用途によって変わりますし、書き方も作り方も全然違ったりします。
私はそんなときはPHPで始めたらいい、と考えています。
プログラミング初心者はまず慣れることが再優先ですから。
PHPはWeb開発でメジャーな言語で、手頃に作れるのが特徴です。
PHPを勧める理由
数あるプログラミング言語の中でなぜPHPか。
理由は何個かあるんですが、要は簡単な割に基本的な構文を学習できると言う点です。
プログラミングに慣れるのに向いています。
以下は少し踏み込んで書いてますので理解できなくても大丈夫デス。
コンパイル不要
プログラム自体は人間が理解できる文字(アルファベットとか)を組み合わせてテキストファイルとして作っていきます。
コンパイルというのはそのテキストをコンピュータが理解できる形に変換することです。
PHPはそのコンパイルが不要でテキストを保存するだけで反映できます。
(厳密には実行の都度コンピュータ言語に変換してますが、それを意識しないでプログラムを作れます)
プログラムを作ってから動かすまでの敷居が低いと言えます。
テキストエディタで作れる
コンパイル言語で開発するとなると統合環境と呼ばれる、開発するためのツールがないと開発が非常に非効率になります。
PHPでも統合環境はありますが、テキストエディタでも充分にプログラミングが可能です。
まずは作ってみる、という点では非常にやりやすいでしょう。
変数の型に柔軟性がある
ある値を保持するために変数というものがあるのですが、C言語などのコンパイルする言語(コンパイル言語)にはこの変数に型というのがあります。
型というのは数値しか持てない数値型や文字を保持する文字型などいろいろあります。
型のある言語の場合は数値の1と文字列の1は違うものと判断されます。
PHPではこの型の概念が弱く、この場合でも同じものと判断するのでこの型を意識せずにプログラミングできます。(PHPにも型はありますが働きを弱くしているイメージです)
型に柔軟性があるというと良いように感じますが悪く言うといい加減ということです。
実際には正しい動きにならなかったり不具合のもとになり得るんですが、
これからプログラミングを始める人にとってはこれが逆に敷居を低くし、余計なことでつまづくのを防いでくれるでしょう。
環境構築が楽
これって初めての人にとっては非常に大きい。
PHPの場合はxamppというのがあってこれ1つをインストールするだけでPHPプログラムが動かせます。
JAVAでウェブプログラミングしようとしたらいろんなものをインストールする必要があって環境構築だけで挫折してしまいそうです。
すぐにプログラミングに取り掛かれます。
ブラウザで確認できる
PHPはウェブプログラミング向けに作られているのでHTML関連の機能が豊富です。
プログラミングの動作確認をブラウザでできます。
ブラウザはスマホなどでもいちばん使われるアプリといえますし、必ず最初からインストールされているのでとっつきやすいでしょう。
構文が一般的
if文などの構文がC言語やJAVAなど一般的な(メジャーな)プログラムの書き方に近いです。
他の言語を扱うようになっても一般的な書き方といえるので書き方で戸惑うことは減るでしょう。
まずは慣れることを目標にする
プログラミングについてより詳しくなる、極める段階まで来るとPHPはあいまいな部分が多いため正直お勧めしませんが、
プログラミングを始める場合にはとっつきやすいPHPからやるのがおすすめです。
PHPでまずはプログラミングの雰囲気に慣れましょう。
どういうときにif文、for文の構文を使うのかなどは実際に作ってみないとわかりません。
変数の型などはその後で、慣れてから学習するのがいいです。
まずはプログラミングでモノを作れるというのが大事なので、慣れて流れを掴みましょう。
XAMPPをインストールしてPHPプログラミングを始める準備をする
続きを見る