雑記

ベーシックインカム導入で日本の社会制度をシンプルにしたらどうよ

どうも。まだ花粉症になっていない本間です。

 

いきなりですが今の日本の社会制度てだめですよね。

制度的に冗長すぎる印象を持ってます。

医療保険、年金、生活保護…たくさんありますが、そもそも国家予算が大赤字の中での運営です。

通常の会社ならとっくの昔に破綻してそうです。

というか実際破綻寸前ですね(´д`;)

 

ひとつひとつを見ていくと例えば同じ医療保険でも年齢によって細かく中身が変わったりしますよね。

要は細かく法律作りすぎなんですよ。

もっとシンプルにしてほしいんですよ。

 

そんな中現在の社会制度に一石を投じると思われる面白いものがあります。

ベーシックインカムです。

 

ベーシックインカムとは?

ベーシックインカムをご存知でしょうか。

国民全てに一定金額を毎月配るというやつです。

最近巷で耳にすることも多くなりました。

 

単にこのベーシックインカムをバーンと導入するのではなくて、年金、健康保険、生活保護、子ども手当などいろんな社会制度をいったんすべて廃止して、ベーシックインカムですべて賄うような形にします。

 

国民全員にもれなく給付することによって国民は金銭的にも精神的にも余裕が出ます。

今のような働いても報われないような息苦しい感じが減って、日本がいい方向に向かうんじゃなかろうかと考えています。

 

前提としての給付金額を設定

ベーシックインカムは国民全員に一定額を毎月配ります。

世間では金額についていろいろ意見ありますが、最低限ぎりぎりで生活できる現国民年金レベルの金額、一人あたり6万5千円程度を給付する形がいいのではと考えます。

 

あくまで個人的な意見ですが、これ以上金額を上げてしまうと元気なのに全く働かない人が増えてしまうと考えています。

基本的にはみんなが働くことが前提になります。

税収がないとベーシックインカムそのものが機能しません。

「そのままでもぎりぎり生きれるが、贅沢は絶対無理。なにかやろうとすると稼ぐ必要がある」というのがちょうどいいラインじゃないでしょうか。

 

ひとり月6万5千円とすると4人家族だと65000円x4人=26万円ですね。

これを多いとみるか少ないとみるか。

医療保険がなくなる分も当然入っているのでもしかしたら少ないのかもしれません。

 

金額設定は非常に難しいところだと思います。

 

ベーシックインカムのメリット

メリットはおおまかに以下のような感じでしょうか。

まだまだありそうですがパッと思いついたものです。

  • 現制度で必要なコストの削減
  • 生活保護を受けていない貧困層の救済
  • 労働環境の改善、ブラック企業の淘汰
  • 国民の就労意欲の向上
  • 経済行動の増加

ひとつずつ見ていきます。

 

現制度で必要なコスト削減

年金や生活保護、子ども手当などで必要になるコストを格段に減らします。

これが一番のメリットかもしれません。

申請などの手続きに関する仕事が不要になりますし、年金で必要な過去の収入や納付実績の管理が不要になります。

国民全員に一律に同じ金額を払うわけですから国民一人ずつ計算する必要がなくなりますよね。

 

また生活保護については不正に生活保護費を受け取っているかチェックする調査員もゼロにすることができます。

要は公務員の仕事を減らせるということです。

人件費を減らせるということです。

 

年金、生活保護以外では子ども手当など「給付される形のもの※」はベーシックインカムに置き換えることができるでしょう。

※あくまで一般的に給付されやすいものを指しています。特別な傷病や重度の障害などを持った方への支援は絶対に必要でしょう

 

本間
公務員の仕事なくなってクビになる人増えるやん!

大丈夫です。

なんせクビになってもベーシックインカムがあるのですから。

今のように仕事がなくなると収入がゼロにならないのでそのまま即死することはないでしょう。

ゆっくり就職活動なり再起をかけれます。

 

生活保護を受けていない貧困層の救済

生活保護を受けていない低所得者に対しても最低限の生活費が確保されます。

仕事ができないのに生活保護を申請しても認められない人、親の介護をするために仕事をやめた人など苦しんでいる人は少なからずいます。

親の介護の問題は今後ますます出てくるでしょう。

介護しながらだと在宅の仕事をするなど働き方を変えないといけませんが、そういう仕事がすぐに見つからなくても最低限やっていけるようになります。

 

労働環境の改善、ブラック企業の淘汰

仕事をしてなくても最低限食べていけるお金がもらえるわけですから、自分がやりたい仕事や精神的・時間的にゆとりのある仕事を労働者自身が選びやすくなります

何が何でも仕事しないとやっていけない状態が減り、仕事を選びやすくなるので、ブラック企業に在籍する人も少なくなります。

そのうちブラック企業自体がやっていけなくなるでしょう。

労働環境を良くしなければ労働者が集まらなくなって企業も労働者を軽視する経営はしなくなります。

労働者側にとっていい環境の会社が増えるはずです。

 

国民の就労意欲の向上

給料が低くてもやっていけるようになるので、イヤイヤ仕事をする必要もなくなります。

本当にやりたいことを仕事にしても生きていけます。

あまり儲けの出ない仕事でも自分が好きであれば続けられるでしょう。

皆が前向きに仕事に向かえるはずです。

 

経済行動の増加

お金の不安が減るわけですから我慢して買い控えしているものも買いやすくなります。

皆が少しずつ何かを買いはじめるだけでも景気も良くなります。

 

 

ベーシックインカムのデメリット

対してデメリットはどんな感じのものがあるでしょうか。

  • 歳出の増加による増税
  • 現年金生活者の給付金の減額
  • 国民の就労意欲の低下
  • 物価の上昇

ひとつずつ見てみます。

 

歳出の増加による増税

国民全員にお金を配るのでそれ相応の財源が必要になる可能性があります。

まずはベーシックインカムに置き換わる年金、生活保護、医療保険、子ども手当などの削減できるコストでどれだけまかなえるか。

それでも足りないとなると増税する必要も出てきます。

増税するとお金持ちほどより税金額が増え、海外に拠点を移す人が増えるかもしれません。

 

税収あってのベーシックインカムです。

税収が減っては実現できません。

海外に拠点を移されないようなお金持ちが納得するような対策が必要です。

 

現年金生活者の給付金の減額

現制度では国民年金は月65000円ほど、厚生年金は平均月18万円ほどです。

この内厚生年金受給者の受け取り額が大幅に減額になります。

そのまま減額とはいかないでしょうから何か対策が必要です。

 

国民の就労意欲の低下

メリットの部分と真逆です。

仕事をしなくてもお金が入るので仕事をしなくなる人が増える可能性があります。

そもそも仕事が嫌いな人は働こうとしなくなりますよね。

例えば4人家族の場合だと65000円x4人=26万円になるのでやってけないことはないですよね。

本間
というか今の私とあまりかわらない( ノД`)

 

ただ働きたくない人は今も働いてないかもしれないでしょうけど・・・。

 

物価の上昇

働いている人は所得が無条件に増えるわけですからお金を使いやすくなります。お金の流通量が増え、結果物価が上がります。

働いていれば物価の上昇以上に所得が増えるとは思いますが、現年金生活者など今働いていない人にとってはツラい物価上昇になります。

そうなるとここで設定した例65000円は少ないかもしれません。

 

デメリットをどれだけ解消できるか

公務員の仕事を減らせて制度がシンプル化できるのが非常に良いとは思います。

生活保護の問題も一蹴できます。

ただ個人的に一番問題になると考えているのが、「やりたくない仕事に誰もつかなくなるのではないか」というものです。

 

例えば介護の仕事。

好き好んで爺さん婆さんのおむつ交換をしたがる人はあまりいないでしょう。

親のおむつでもいい思いはしないものです。

 

さらに文句を言われたり罵倒されたりする場合もある大変な仕事です。

よほど給料が高くならないと誰も仕事として選ばなくなるでしょう。

より高齢化が進む社会で真っ先に問題になります。

 

他には飲食チェーン店の従業員のように薄給で忙しい仕事もやる人が減るでしょう。

大変で薄給な仕事はなり手がつかず、結果そのサービスを利用する料金が大幅に上がる可能性があります。

 

なり手が減る業界の対策をどうするかを考えていく必要があります。

高給化しても人が集まるかどうかの検証も必要でしょう。

デメリットに対しての解決策を十分に練らないといけません。

 

実際のところはベーシックインカムは実現しない

残念ながら私は今の日本では実現しないと考えています。

なぜならベーシックインカムは公務員、とりわけ厚生労働省の仕事を減らす形になるからです。

厚生労働省を中心とした利権まみれの輩はなんとしても実現を阻止するでしょう。

国民がどうなろうと知ったこっちゃないんでしょうし。

(自分も国民なんですけどね)

 

なんにせよ

私はベーシックインカムはええなぁと思っています。

他にもまだまだメリットデメリットはいっぱいあると思います。

パッと考えるだけでもデメリット部分が浮かぶのでベーシックインカム導入自体が簡単なものではないのがわかります。

 

ただ今の閉塞感ある社会を改善するには何かしらの対策を打たないとジリ貧になるのは目に見えています。

ベーシックインカムはその一つとして十分に検討の余地があるのではないでしょうか。

 

私は前述したように利権がらみで実現しないと考えてますが、政治家・役所が導入に向けて動かざるを得ない状況を作り出すことができれば実現はできると思います。

そのためにはもっとベーシックインカムの認知度を上げて世論を育てる必要があるでしょう。

 

  • この記事を書いた人
本間 具郎

本間 具郎

1977年生まれ。大阪在住。フリープログラマ。1人の妻、2人の娘と同居。 2018年に独立。 仕事の時間を半分にしたいなぁ。 プロフィールへ

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